若い頃に興味を持って読んだ「願望を実現する方法」や、最近の右脳、波動、宇宙、人類、地球を救う・・・等々の書物を読んでみて、今の社会について、自分なりに感じたことを書きました。
左脳型社会は競争と対立で発展 → 格差社会
- これまでの社会は左脳型社会で、競走と対立、我欲(エゴ)と物欲が刺激となって社会の進歩が行われてきたと思われます。
- 左脳型社会は言語と理屈で優劣を競い、儲けるために、他人や他者を蹴落として競争に勝たないと生き残れない、弱肉強食の社会です。政治家も然りです。
- 左脳型社会は競争そのものが目的となってしまうため、本来の目的である豊かな社会が後回しになってしまうのです。
- 競争が最優先。豊かな社会は二の次。社会の格差は広がる一方です。
- 政治家も政権の獲得がステップ(目的)ですから、豊かな生活は二の次、三の次にならざるを得ません。権力闘争を緩めるわけには、いかないのも分かります。
- 政治家のエネルギーは、殆どを権力闘争や対立に費やすことを余儀なくされています。
- 「豊かな社会」の実現を理想に掲げていても、反対側の勢力に「つぶされ」たり、正しいことを言っても「揚げ足」を取られたり、評判悪く報道されたりして、結局、支持基盤を失います。
- 政権維持が危うくなれば国民の豊かさを実現することなどは到底無理です。どちらの利益を守るかを別として、どちらの政権ができても揚げ足取り等で、引きずり降ろされてしまいます。
- 今の日本の総理大臣は何人目でしょうか。総理大臣が変わる度に日本の国際信用が落ち続け、問題も先送りされ続けています。
- 日本の総理大臣という席は、いくら才能があっても、マスコミの罠に嵌るようにできているため、引きずりおろされるのが落ちです。かつて、漢字の言い間違いで揚げ足を取られた総理大臣も居ましたが。日本の民主主義の危うさ、問題を感じます。
- 競争と対立の社会の中で、豊かな社会を実現することは無理だと思います。「そのうち良くなるだろう」と思っていても、一人ひとりが行動してマスコミに超インパクトを与えない限り、日本は変わらないと思います。
- 国会中継を見ていても、まさに足の引っ張り合い。日本の復興のことなど何も考えていない。建設的な議論がなく税金の無駄遣いとしか感じられません。
- 左脳型社会は、戦後の復興期にはもっとも適していたと思われますが、「競争と対立」、「我欲と物欲」からは豊かな社会は実現できないことを、確信しました。
- 左脳型社会が豊かな時代を築いたのは、戦後からバブル崩壊(1945年〜1990年頃)までだったと思います。
左脳型社会の「膿(うみ)」
- 終戦直後の新宿区「戸山ハイツ」の焼け野原で弾拾いをして遊んだ幼い頃の自分を思い出し、何も無かった時代に大変な努力をして豊かな時代を築いた(つもりだった)のに、この就職難・不景気・凶悪犯罪ニュース・・・を見て大変残念に思います。
- 私たち一人ひとりは良い社会を望み、一生懸命に働いて与えられた役割と責任を果たして、誠実に生きていても社会全体の結果としては
私たちの理想とは反対の方向へ進んでいるように見えます。
- 左脳型社会の「膿(うみ)」が、現在の混沌とした、利益追求社会・凶悪社会、格差社会を招いていると考えてしまうのですが ・・・。
もうひとつの「膿(うみ)」(日本が小さくなっていく)
- 私から見ると、今回の原発事故も競争と対立がもたらした事故と考えてしまうのです。日本の自然エネルギー産業がなぜ育たなかったのでしょうか。
- 日本の自然エネルギー利用技術は、世界の最先端の実力を持っていましたが、それを阻害していたのは東京電力による「我欲、物欲、独占欲」そのものだったのではないでしょうか。
- 互恵(エヴァ)の思想が少しでもあれば、危険な原子力にはとっくに頼っていなかったと思います。
- 高速増殖炉「もんじゅ」は当初(1995年)から初歩的な欠陥事故を起こしていますが、いまだに計画を諦めていません。(費用2兆4000億円、自殺者を出しても)
- 今の日本のマスコミは、政治的な報道に対して、ほとんどが世論誘導的で、なぜそういう報道になるのか裏付けや、理由が欠けている点が問題です。大合唱的な報道ばかりです。
- 小さくなっていく日本の姿を見て、大変残念に思います。特に、無責任で、いびつなマスコミの報道には注意(眼力)が必要だと思います。
- 景気が悪化して、益々国民の生活が苦しくなっていますが、景気の変動は資本主義経済の宿命のような気がします。(膿)
- 大富豪は育っても、健全な社会、豊かな社会は育たないのです。(我欲、物欲、独占欲からは、果てしない競争と対立しか残りません)
- 大震災後の復興や森林、河川の保全等、今の日本にはもっともっと労働力が必要です。
- 日本経済を地産地消型に転換させるとともに、自治体と連携した「地域密着型」の産業、農業の開発、「起業家の発掘と支援」、「夢のある未来像」、「互恵」の思想を取り入れていけば、日本の復興は可能だと思います。
- 日本人の能力を持って「右脳型社会」に転換を図れば、もっと豊かな社会への発展ができると確信します。
日本の未来は ・・・ 心を中心とした右脳型社会
- これからは心を中心とする右脳型の社会(共生と互恵)に変えていく必要があると思います。
- 右脳型社会は、互いに協調しながら個性を生かす、共生と互恵=エヴァの社会です。助け合いです
右脳型社会が優れている理由
- 左脳は言語性の記憶による顕在意識の世界であるのに対して、右脳はイメージ性の記憶であり、無意識(潜在意識)の世界です。
- 右脳は情報量が桁違いに多く、かつ無意識(潜在意識の心)に対して働くため、心や脳に対する影響力が計り知れないのです。
- 相手の立場を大切にし、感謝すると右脳が開いて心が充実します。 それは、右脳が宇宙意識に通じているからです。
右脳=無意識の世界 → 潜在意識 → 宇宙意識
- 瞑想すると右脳が開いて心が充実します。これも右脳が宇宙意識に通じているからです。
- イメージトレーニングすると、イメージ通りの結果が得られるのは、やはり右脳が宇宙意識に通じているからです。
- イメージ化できた願望は右脳から潜在意識にしっかりと記憶されるため、やがて実現されます。これは潜在意識に刻み込まれたイメージ(願望)は無意識のうちに実現へ向かって行動するようになれるからです。
- 相手の喜びを自分の喜びとすると、右脳が開いて心が充実して行くのです。
- それに対して左脳は顕在意識のみの世界であり、物質欲、我欲を中心とした世界です。
- 物質欲や我欲(エゴ)は、果てしない世界であり、決して満足感や充実感は得られないのです。
- リラックス=右脳活性化、 緊張=左脳活性化
- 私たちが希望ある未来を期待して、幸せのためと思って一生懸命築いてきた現代社会が 実は、幸せとはかけ離れた社会を築いてしまってはいないでしょうか。
「左脳=我欲=エゴ→復讐心」の終局は不満の世界だと思います。
- チルチルミチルの青い鳥の様に、幸せの青い鳥は、我欲を追い求めるのではなく感謝する気持ちから、自然と身近にいることを気づかせてくれるのではないでしょうか。
- 豊かな社会に進むためには、現在の延長線上ではなく、大転換が必要だと思います。大転換とは「対立の世界」から「協調の世界」への転換です。
(「左脳型社会」から「右脳型社会」への転換)
21世紀は心の社会へ「エゴ」から「エヴァ(右脳型の社会)」に変わって行かなければ・・・と思っています。 道のりは長いでしょうけれど、私は変わって行くと確信しています。
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