微小脳梗塞(白質病変)予防法 を書いた理由 |
- 私は現在70才ですが、健康を得て『パソコン出張サービス(自営業)』を続けられることに感謝しています。その上で、私の体験を皆様にも知っていただき、予防と健康に生かしていただきたい思いで書きました。
- 始まりは、27年前(43歳)頃に強度の「めまい」と「吐き気」に襲われて診察を受けたところ、「良性発作性頭位めまい症」と診断されました。
- 自分は重症だと思っていましたが、先生の診察結果は通常の「良性めまい」言う結果でした。
- 診察用のメガネを掛けただけでグルーンとめまいが再現する症状で、診断では、「三半規管に水が溜まったために『めまい』が起きているから漢方薬で水をとる」でした。しかし漢方薬では、改善できませんでした。
- 当時なぜ、三半規管の調査もせずに「中に水が溜まっている」 と判断されたのか疑問が残りました。
- 「トイレしか動けない」+「吐き気」で、自分の中では「脳梗塞だ」、「大変な事態だ」、「重症だ」 と確信しました。 藁をもすがる気持ちで、カラオケと気功、ランニングに励みました。
- 良くなりたい気持ばかりが強かったのですが、その時はまだ納豆に気付いていませんでした。辛い日々が続きました。
- テレビや雑誌等から納豆の効果を知った(発見した)のはそれから1〜2年後でした。
- 納豆を食べ、以下に紹介する健康法を実践するようになってからは、めまいはもちろん頭脳が目に見えて良くなり、仕事もぐんぐんはかどりました。
- 当時は職場で、開発のリーダを担当しましたが、頑張れました。どん底から脱出することができました。希望が見えてきました。
- 自分史の21年目〜25年目頃ですが、目から鱗のような体験でした。 是非ご覧ください。
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微小脳梗塞とは、極小さい脳梗塞と言う意味です。白質病変とも言われています。
微小脳梗塞(白質病変)について
- これはMRI(磁気共鳴断層撮影)という検査機器により脳の中を詳しく見ることが出来るようになり、分かった病気です。
- 脳梗塞は脳の血管が詰まって酸素が行き届かなくなり、詰まった周りの脳細胞が壊死する病気で、通常はマヒとか半身不随の症状が出ます。
- しかし、1.5センチ以下の微小な脳梗塞(白質病変)の場合には、自覚症状があっても見逃すことが多く、本人はいたって元気なのが特徴だと言えます。
- また、微小脳梗塞は老化に伴うシミやシワと同じように誰にでも起こりうることで、ことさら騒ぎ立てる程のことではないそうです。脳ドックのデータによると、30代から見つかり、40代では4人に1人、60代では半数以上の割合で見つかるそうです。
- 梗塞の数も数カ所から、多い場合には数十箇所にも及ぶそうです。ですから、30代を過ぎるとただでさえ脳細胞が毎日20万個づつ失われていくって言うのに、更に梗塞(白質病変)で壊死する細胞もあるって言う訳ですから、もう年は取りたくないですね。でも、あきらめないで下さい。朗報があります。
脳梗塞の原因
- 脳の血管を詰まらせるのは血栓という血の塊が原因です。
- 血栓(血の塊)ができる原因は、血管壁が傷ついたり出血したときに、血小板が働いて、作られる物質です。血小板の働きは、本来は出血を止める、体を守る機能ですが、血管壁の場合には血栓を作り、血液を詰まらせてしまうのです。体を守る機能があだとなっています。
- はがれ落ちた血栓を「プラーク」と呼びます。「プラーク」が脳の末梢血管に詰まると脳梗塞を引き起こし、心臓の血管に詰まると心筋梗塞や狭心症を引き起こします。しかし、微小な梗塞の場合には症状が直ぐ回復(自覚しない状態)してしまうため見逃してしまうことが多いようです。
- 脳梗塞の前兆症状の場合もありますので、下記「自己診断方法1」がすぐ回復した等を感じたら注意が必要です。是非、病院の精密検査(MRI)を受けて、血栓溶解療法(t-PA療法)治療を確認したほうが安全かも知れません。
怪我等による出血時の「体を守る仕組み」
- 血管が壊れると、血小板が働き、血液を凝固させて、出血を止めます。
- 血管が修復した後に、プラスミンが働き、不要になった血栓を溶解して、元通りの血管に戻します。
血小板 → 血液の凝固作用、 プラスミン→ 血栓溶解作用(タンパク質分解酵素)
● 納豆に含まれる『ナットウキナーゼ』という成分には、このプラスミンを活性化させる効果があることが発見されています。
● 更に、納豆にはナットウキナーゼの7〜15倍の効果を持つ「プロウロキナーゼ活性化酵素」も含んでいる、と言う記事を最近目にしました。
脳梗塞の部位による症状の違い
脳梗塞の部位 |
脳梗塞の症状 |
「大脳基底核」 |
筋肉の微調整ができなくなる |
(1)手が震える。 (2)手がしびれる。 (3)動きがぎこちなくなる。 |
「頭頂葉」 |
全身の知覚や感覚の認識ができにくくなる |
(1)計算違いが多くなる。 (2)道に迷って帰れなくなる。 (3)火傷をし易くなる。 |
「小脳」 |
(1)まっすぐに歩きにくい。 (2)ろれつが回りにくい。 (3)動作が鈍くなる。 |
「中脳」 |
(1)物が二重に見える。 (2)物が揺れて見える。 (3)意識がもうろうとする。 |
自己診断方法1
自己診断方法2
- 目をつぶって両手を広げ、人差し指を身体の前でくっつける方法です。とんでもなくすれ違わなければ問題ないと言われています。
- 利き手とは反対の手で、ビンタをするマネをして寸止めする方法です。寸止めの距離が短いほど良好ですが、くれぐれも本当にビンタをしないように気をつけて下さい。
脳を活性化させる訓練 (脳内神経伝達物質を増やし血流を良くしましょう)
敗者復活の 「朗報その1」
手足の運動は脳内の神経伝達物質や血流を増やす効果があるため、脳を活性化して微小脳梗塞で喪われた
脳機能を補うことができます。
- 手を動かす訓練 → リンゴの皮をできるだけ長くむきましょう。 「大脳基底核」を活性化させます。
- 指先の訓練 → ポケットに100円玉と10円玉を入れ、思ったお金を取り出す練習をしましょう。 「大脳基底核」を活性化させます。
- 指先の訓練 → 40個ほどの小豆と7個の大豆をまぜて、目かくしをして20秒間で大豆を選び出す。5個以上を間違えずに選び出せるように訓練しましょう。
「前頭葉」を活性化させます。
- 足を動かす訓練 → 目を開けたままその場で足踏みを50回。手は垂直まで振り上げ、足は直角になるまで上げる練習をしましょう。
「小脳」を活性化させます。
- テツ&トモさんの“ナンデダロウ!ナンデダロウ!”と言いながら手を前に出して交互に円を描く動作を50回位します。 「小脳」を活性化させます。
- 両手の甲と掌を交互に表と裏を繰り返す運動を100回位します。 「小脳」を活性化させます。
- 後ろ向きで歩く訓練 → 後ろ向きにまっすぐ歩けくよう練習しましょう。(怪我をしないように気を付けて下さい) 「小脳」を活性化させます。
- 手先の訓練 → 割り箸を両手に持ち、両手を大きく開いてから先端で合わせる訓練です。できるだけ、先端が正確にぶつかるよう練習しましょう。
「中脳」を活性化させます。
- 眼球の訓練 → 顔を固定して、指を左右又は上下に60p感覚に広げ、指の間を視点だけ左右又は上下に移動させて眼球の動きをスムーズにしましょう。
「中脳」を活性化させます。
- 唄いながら歩きましょう → 散歩をするときは歌を口ずさみながら、汗ばむ程度の早足で歩きましょう。 頭脳全体を活性化させます。
- ノートパソコンにあるマウスパッドを使いましょう → マウスはカーソル移動が楽にできますが、右脳のためには辛くてもマウスパッドを使いましょう。慣れると結構スムースに操作ができるものです。→どんどん右脳が活性化されます。
血栓を予防する対策1
手遅れでも大丈夫 「朗報その2」 血栓を溶かす酵素「ナットウキナーゼ」の補給をしましょう。
- 予防法で一番大事なのは、血栓ができる元を作らないことです。それには血管壁を傷つけないことです。
- 血管壁を傷つけないようにするには、過度なストレスを与えないことと、高血圧にならない事です。
- ストレスや高血圧を防ぐ?・・・私を含めて、もう手遅れだと言う人が多いと思いますが、でも大丈夫です。
- 血栓を溶かす酵素・プラスミンを活性化させる「ナットウキナーゼ」を補えば良いのです。(1日2食 納豆を食べれば良いのです)
- 私たちの体の中に元々ある血栓を溶かす酵素・プラスミンは年齢とともに(30代頃から)徐々に減っていきますので、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」を補給して、不足したプラスミンを活性化してあげれば良いのです。
- ナットウキナーゼのプラスミン活性化効果による血栓溶解能力は非常に強いと言われています。
例えば、一般 的には心筋梗塞の発作直後の治療では、ウロキナーゼという血栓溶解剤を処方しますが、これと同じ効果が納豆100グラム、つまり市販の納豆2パック分のナットウキナーゼで得られると報告されています。
- 血栓溶解剤ウロキナーゼは、値段が数十万円と高いのに、注射をしても効果は
数十分しか持続しません。 これに対して、ナットウキナーゼは8時間 血液の固まりを溶かす作用を持続するそうです。
ですから納豆を毎日食べていれば 微小脳梗塞(白質病変)の予防と治療が出来るという訳です。
- 納豆の匂いやネバネバが苦手という方、並びに納豆に含まれるプリン体が気になる方には、ナットウキナーゼのみを凝縮したカプセル状の補助食品があるので、検索してみて下さい。
- みのもんたさんの 「究極の健康法」に 「キムチ納豆」 が選ばれています。
本日の結論:微小脳梗塞対策には納豆が一番
血栓を予防する対策2 ( 1kg〜2kgのダンベル『筋トレ』のすすめ )
- 筋肉トレーニングが成長ホルモン分泌を促し、血栓の予防になると考えています。
- 筋肉を使うと、体は筋肉繊維の修復と強化をするために、睡眠中に成長ホルモンがたくさん分泌されます。
- 成長ホルモンは老化防止とともに、血栓を作らない働きも持っているように感じます。
- 筋トレには「ダンベル」がお勧めです。最初は1kgを両手に持って交互に、50回×2回位から始めて、慣れてきたら2kgを両手に持って交互に、50回×4回位に増やします。
形は自己流で研究されると良いと思います。欲張らないで、毎日少しずつ、続けることが大事です。68才を機にダンベルを3sに上げましたら、更に体力が充実して参りました。
- 「ダンベル」を毎日続けるためには、寝る前に行う習慣をつけると、続けられると思います。習慣化されると、風邪を引いていても、ダンベルを行わないと眠れなくなります。
血栓を予防する対策3
- 通常服用する1/3量のアスピリン(アセチルサリチル酸)が劇的に脳の血液をさらさらにして、血管をきれいにするように思います。
(私は現在、12時間毎に2回までとしました。歳のせいかもしれませんが、2日間以上の服用は副作用を感じましたので。)
- 先日のテレビ番組では、アスピリン100mgを4年位飲み続ける事や、納豆が大腸がんに成りにくい体質の効果があると言っていました。
但し予防目的には使わないでくださいの注意 (「NHKためしてガッテン」2016年10月26日放送)
- 私が微小脳梗塞の 予防法・対策 一心で行ってきたことが、『大腸がんに成りにくい体質づくり』 にも効果があったなんて、初めて知りました。
- 納豆と、寝る前のダンベル(3kg×2)400回+瞑想+深い呼吸と、上記を取り入れることで更に脳の活性化が期待できます。
私は現在71才ですが、健康を得て『パソコン出張サービス』を続けられることに感謝しています。